ありがちな手


distant opposition がテーマになっている問題。一見簡単そうですが、うっかりすると結果が変わってしまいます。私は認識が甘く、再理解を必要とした問題。

白先手、黒先手 両方考えましょう。
(参考書 FUNDAMENTAL CHESS ENDINGS)

白先手
1.Kd1!(1.Kd2? ありがちな手ですが、1...Kd4 2.Kc2 Kc4 から黒勝ちになってしまいます。同様に 1.Ke2? Ke4)
1...Kd5(1...Kd4 2.Kd2 1...Ke4 2.Ke2)
2.Kc1! Ke4 3.Kc2! Kd5 4.Kd3 c4+ 5.Kc3 Kc5 6.Kc2 Kd4 7.Kd2 c3+ 8.Kc2 Kc4 9.Kc1 Kd3 10.Kd1 c2+ 11.Kc1 Kc3(stalemate)

黒先手では
1...Kd4 2.Kd2
1...Ke4 2.Ke2
1...Kd5 2.Kd1
1...c4 2.Kd1
などからドローになります。

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