8/29/2011

突くべきか、突かざるべきかの判断方法


図のような状況の時、白先手ならばポーンを 6th ランクへ突くべきか、突かざるべきか、落ち着いて考えれば分かるのですが、私は判断するのに時間がかかっていました。

すぐに判断できる方法はないものかと考えた末、ポーンが 7th ランクに進んだとき、チェックがかかるとドローになるということに気づきました。

図の白先手では 7th ランクにポーンが進んだときチェックはかからないので、ポーンを突いて白が勝てます。

ただし、ルークポーン( a と h 列のポーン )は例外で、上記の判断方法が当てはまりません。



間違えやすい状況


白先手、間違えやすい状況。

8/28/2011

ねらい


31...g6+ 32.Kf6 の場面、黒の次手で白は resign しました。

8/27/2011

本で tactics 問題を解くとき

時間は気にしなくてよいので、現時点では以下のようなことを考えてます。

状況把握
MKPP
守られてない駒
駒の配置

必ず見る手
check, capture, advance, threat

確認
応手を読む
安全かどうか

さらに良い手はないか
手順を変えてみる
全体を見る
別のアイデアはないか
候補手の比較

解答確認
何故不正解となったか
何故正解できたか


本にある問題ではなく、実際のゲームでは、「相手の狙いは何か?」を始めに考えてます。また、strategy として別のことも考えます。

これから本で tactics 問題を学んでいくという方は、多くのことを考えるよりも、tactics の基本パターンを覚え、パターン認識力を高めていくことの方が大事です。

初めて tactics を学ぶ本として
「チェスの第1歩。チェスの第2歩。」

がおすすめです。その後は、「チェス 魔法の戦術」「チェックメイトの技法」が良いでしょう。


状況把握
MKPP
Material
駒の損得を白黒比較します。

King Safety
キングの安全性を白黒比較します。

Piece Activity
N, B, R, Q の活動性を白黒比較します。A Guide To Chess Improvement の本では、Total Army Activity/Mobility となってますが。

Pawn Structure
ポーン構造を白黒比較します。

守られてない駒
を探して、その駒を狙うことができないか、狙われることがないか、見ます。

駒の配置
Q, R, N, B の配置を見て、主に Double Attack ができないか、されることはないか、を見ます。


必ず見る手
check
チェックする手を白黒見ます。絶対無効に思えるチェックも見ます。

capture
駒を取る手を白黒見ます。

advance
ポーンを進める手を白黒見ます。それが最善という場合があります。

threat
白黒の狙いは何か、を見ます。


確認
応手を読む
自分の指手に対し、相手がどう応手をしてくるかを読みます。

安全かどうか
意外とうっかりしやすいことです。攻撃されている駒・狙われている駒はないか、メイトになる可能性、を白黒安全確認。


さらに良い手はないか
手順を変えてみる
手順を変えたら良い手が見つかった、ということも多いですが、良い手が見つかったけど、手順を変えたらどうだろう、ということも考えます。

全体を見る
視野が狭くなると、好手や安全性を見落とす可能性があるため、良い手が見つかっても、全体を見るようにしてます。

別のアイデアはないか
良い手が見つかっても、それとは別の方法がないかを考えます。

候補手の比較
どの手が最善なのか、比較します。


解答確認
何故不正解となったか
理由を知ることで、改善につなげたいと思っている試み。

何故正解できたか
正解で満足して終わらず、どのようなことを考えて正解できたかを記録し、改善につなげられないか、という試み。


考えることが多いので、本来ならすぐに解ける問題でも、時間がかかってしまうのですが、ひとつの局面からより多くの情報を読み取るために、自分としては習慣化していきたいと思ってます。

8/20/2011

ナイトをどのように動かしていくか

いきたい場所に何手でいけるか(ナイト)(←リンク)の記事に関連した内容です。

ナイトをある地点から目的のマスまで、どのように動かしていけばよいか
ひとつの参考になればと思います。


X 印はナイトを持っていきたい場所(マス)です。

図で●の位置にナイトがいれば、1手で X に到達します。

これから考えられることは、「あるマスのナイトを X 印に持っていきたい場合、●のある地点を必ず通る必要がある」のです。

g7 にあるN(ナイト)は、次に●のある e6 または f5 にいくことができるため、2手で X 印へ到達できます。

一方、f7 にあるNは次の手で●のマスにいくことはできないので、まずのマスへいける動き方を探します。

Nf7 → Nd8 → Nc6 または Ne6
Nf7 → Nd6 → Nb5 または Nf5
Nf7 → Ne5 → Nc6 または Nf3
Nf7 → Ng5 → Ne6 または Nf3
Nf7 → Nh6 → Nf5

が考えられます。
これが考え方1です。



この図は X 印から2のマスへいくには2手かかり、3のマスへは3手かかることを表してます。

逆に考えれば、2のマスから X 印へいくには2手かかり、3のマスからは3手かかります。

よって、あるマスのナイトを X 印に持っていきたいとき、3のマスは避けて、2のマスにナイトを動かした方が速く X 印へ到達できます。

これが考え方2です。

例えば g6 にいるNが X 印にいくには
Ng6 → Ne5(2のマス)→ Nc6 → Nd4 などが良く

Ng6 → Ne7 → Nd5(3のマス)→ Nf4(2のマス)→ Ne2 → Nd4 は遠回りになります。( Ng6 → Ne7 → Nf5 → Nd4 ならば良い )

すべての2のマス、3のマスを覚えるのは大変なので、特に「3の位置を避ける」ということだけでも覚えておきましょう(3の位置にナイトがいると攻撃・防御によい、というのはもちろん別の話)。



先ほどのように、X 印から4のマスへいくには4手かかることを表してます。あるマスのナイトを X 印に持っていきたいときは、4のマスを避けた方が良いというものです。

しかしこれにはもっと役立つ方法があって、X 印にいるナイトからチェックされるのを避けたいとき、自分のキングを4のマスに動かすと、2手の間は X 印のナイトからチェックされない、というものです。

知っているとエンディングなどで役立つことがあります。

これが考え方3です。

先ほどの2と3のマス図で、X 印のところにナイトがいれば、「2の位置にキングがいると、次手で X 印にいるナイトからチェックされる」ということも覚えておくといいかも知れません。


実際のゲームでは、ナイトをどう動かしていけばよいかは、状況によるため、ナイトを自分の動かしたいように動かせないことが多いと思いますが、考え方1~3を知っていれば役立つこともあるでしょう。

練習問題(ナイト)

いきたい場所に何手でいけるか(ナイト)(←リンク)からの続きとして、練習問題を用意しました。N(ナイト)のあるマスから、×印のマスまで何手でいけるか、それぞれ考えてください。

確認すれば分かるので解答は記載しません。ただ前記事を参考になるべく速く解答できるようにすることが目的です。






























いきたい場所に何手でいけるか(ナイト)

ナイトの動きは独特なため、いきたい場所(マス)へ何手で行けるか、すぐには分からないときがあります。ですので、法則とパターンにより、「いきたい場所に何手でいけるか」なるべく速く分かるようにしよう、という内容です。

計算式はないかと考えてみましたが、私にはわからなかったので(汗)、下記方法となりました。1手、2手でいける場所(マス)は分かりやすいので省略します。


法則
ナイトが白マスにあるなら、黒マスへ到達するには奇数の回数(手数)がかかる。
ナイトが白マスにあるなら、白マスへ到達するには偶数の回数(手数)がかかる。
( 同色偶数、異色奇数、の方が覚えやすいかもしれません。)

最大手数は6手(ボードの角マスから同色の角マスへいく場合のみ)。


法則を基に
「1回でいけなければ3回、3回でいけなければ5回でいける。」
「2回でいけなければ4回でいける。」
のように考えます。


できればパターンで覚えたいもの


4手でいけるマス




ナイトの隣接マス

ナイトに隣接するマスには、2手または3手でいけます(ナイトと同色なら2回、異色なら3回と覚えればいいでしょう。ただし、例外があります。)




例外図1
ナイトが角マスにあるときは、斜めに隣接したマスにいくのに4手かかります。



例外図2
ナイトがこの位置にあるときは、角マスにいくのに4手かかります。


何手でいけるかではなく、何手でそのマスに利きが及ぶか知りたいときもあります。そのときは

何手でそのマスに利きが及ぶか = 何手でそのマスにいけるか - 1

です。知識が混乱するかもしれませんが。


覚えた知識を実際に使えるようにするため、練習問題(ナイト)(←リンク)を用意しましたので、チャレンジしてみてください。

8/19/2011

さらに優位を


すでに白が優勢ですが、さらに優位を得るには? 白先手。

8/08/2011

思わぬ手


6.Bxf7+ Kxf7 7.Ng5+ の場面。私は 8.Qxg4 で白有利と思ったのですが・・・
黒の次手は何でしょう?

8/07/2011

白先手  K + 2P vs. K + 2P


黒先手 K + 2P vs. K + 2P


実際のゲームでは時間の関係があるため、勝てる手順をひとつ見つければいいでしょうが、勉強のため、可能な手順をいくつか探してみましょう。


8/06/2011

両方考える習慣を


M.Euwe

白先手
Fundamental Chess Endings に出てきた問題。エンディングの本で白先手、黒先手どちらか示されていても、エンディングの問題は白・黒先手 両方考えた方が勉強になります。例え結果が一目瞭然でも、必ず両方考えるようにしてます。

この問題が白先手だとしても、黒先手であれば 1...Kxc4 でドローになるということを、認識しておくことは大事だと思います。

この問題で白先手であれば、白が勝てる手順があるかを見つけるのが目的です。

8/01/2011

中古本プレゼント

中古本ですが、ご希望の方にプレゼント(本・送料無料)させていただきます。
ご希望の方は、こちらのページ先(←リンク)にある連絡先「メール」の方へ
下記1、2を記載してメールをお送りください。また、私の方でメールの確認もれが起こらないように、メールを送られた方は、この記事のコメント欄へ一言お願いします。

1.ハンドルネーム
2.ご希望の本(複数の場合は優先順位をつけてください)

応募締め切り 平成23年8月6日(土)
応募者の方が多数いる場合は抽選とさせていただきます(1名1冊)。

応募締め切り後、当選された方と、当選されなかった方 両方へメールにてご連絡いたします。


プレゼント本(4冊)
いずれも英語の洋書です。

1.Chess Opening Essentials 1
1.e4 から始まるオープニングを解説した本。
比較的キレイです。

2.Understanding the Chess Openings
各種オープニングについて解説した本。
比較的キレイですが、数ページに赤線書き込みあります。

3.Winning Chess Tactics
tactics をこれから学ぼうという方にオススメ。
ページ角折り、赤ボールペン書き込み多数。

4.Just the Facts!
総合的エンドゲームの本。PANDOLFINI'S ENDGAME COURSE または チェス終盤の基礎知識 のあとに読むといい難易度。
ページ角折り、赤ボールペン書き込み多数。