1/27/2013

2冊のチェス本


和書( 和訳本 )としては2冊目となる終盤のチェス本が予約できるようになったため
早速予約しました。

終盤の300題
著者 アーヴィング ・ チェルネフ  翻訳 水野 優
http://www.amazon.co.jp/dp/4990554078/


他にもボビー ・ フィッシャーの生涯についての本も2月中旬に発売されるようです。

完全なるチェス 天才ボビー・フィッシャーの生涯
著者 フランク ・ ブレイディー  解説 羽生 善治  翻訳 佐藤 耕士
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4163760407/

1/22/2013

どっちか

白先手


携帯用アプリ Shredder Chess に出てきた Tactics 問題です。
すぐに気づくかなかなか気づかないかどちらかでしょう。1手目が分かるかどうかの問題。
最善手は意外と気づきづらいと思います。


1/13/2013

Perfect Cut

白先手


K R P vs K R のエンディングは様々な状況があるためパターンを忘れやすいです。
分かる人にはすぐ分かる問題です( 私は不正解 )。

ちなみに黒先手ならば 1...Kc4 1...Kd5 1...Ke5 1...Ra8+ などからドローにできます。


1/08/2013

ミスしやすく読みづらい


白先手


100 Endgames You Must Know - Jesus de la Villa に出てきた問題。
基礎的な問題ですが R1500 以上の方でもミスする可能性が高いです。

前回の記事 ( ← リンク ) をご覧になるとミスしにくくなりますがそれでも読みづらい問題です。


K N vs K P ( c ~ f )


K N vs K P でポーンが c ~ f ファイルのポーンの状況を解説しているエンドゲームの本は少ないです。恐らくポーンの前方のマスをナイトで支配すればドローにできるということで軽視されているのでしょう。

私も実際そのように思っていたのですが、100 Endgames You Must Know に出てきた下記の問題を正解することができませんでした。

白先手


この問題については 次回の記事 にしますが、この問題を解くために知っておきたいパターンを今回 記事にしました。

ポーンの前方のマスをナイトで支配するということを実際に形として認識しておいた方が良いです。



1.Ne2 または 1.Nd3+ でドローにできます。

1.Ne2 の方が白キングを近づける余裕があるため確実です。
1.Nd3+ ならば同形三復でドローになりそうです。

ナイト側の残り時間がわずかなら時間切れで負けることも考えられるため注意は必要です。




1.Nc1 でドローにできます。




先程に似てますがこれは白が負けるのでこの状況をよく覚えておきましょう!


1.Nc5 Kc3 ( 1...c1=Q? 2.Nb3+ でドロー )
2.Ne4+ Kb4 3.Nf2 Kc4 ( 3...c1=Q? 4.Nd3+ でドロー )
でポーンを昇格できます。




これはミスしやすいので要注意です。

1.Nd3+? は 1...Kd2 で白が負けます!

1.Ne2+ ならばドローで覚えておきたいパターンです。

1.Ne2+ Kd2 2.Nd4 c1=Q 3.Nb3+

1.Ne2+ Kd1 2.Nc3+ Kd2 3.Na2

1.Ne2+ Kb2 2.Kg7
などいずれもドローにできます。




今度は 6th ランク ( 黒から見て ) ポーンの場合です。

1.Ne2 または 1.Nd3+ でドローにできます。




1.Nb4+ だけでなく
1.Nc5 1.Ne5 1.Nf4 1.Nf2 でもドローにできますが 1.Nb4+ とするのが無難でしょう。




1.Nb3 でドローにできます。

1.Nc6 や 1.Nf3 でもドローにできますが 1.Nb3 が無難です。




1.Nd4+ 1.Ne3+ どちらもドローにできます。

1.Ne7 でもドローにできます。


以上となりますが、ポーンの前方のマスをナイトで支配すればドローにできるということを知っているだけでは不十分だと思いませんか?^^

実力で圧倒する

このところ持ち時間 1 ~ 5分のゲームをしていて感じることに、持ち時間の消費が時差で不利になることが多いため、時間で勝つことは考えず、実力で相手を圧倒するという意識が高まってます。

指し方が悪く時間切れで負けるのは反省点がありますが、指し方が悪くなく、時間切れ負けの原因が時差の影響大ならば気にしないようにしてます。

下記は持ち時間 5分ゲームで、その時間にしてはまずまずの内容でした。




短時間のゲームの方が気軽にできるため最近15分のゲームをすることが減ってしまい、ゲームの見直しを丁寧に行なってないのが反省点です。

どこかのサイトで GM が 「 何故 短時間のゲームをするのか? 」 という問に対して、長時間のゲームよりも気軽にできるからということと、オープニングの変化を試すのに使えると言ってました。

1/01/2013

シームの頭脳フル回転


残念ながら2013年1月1日をもって閉鎖されました。チェスを始めたころいろいろと学ぶことが多く
お世話になったサイトです。

私だけでなくチェスを始めた多くの方々に役立ったサイトだと思います。寂しく感じますが日本でも
これから多くのチェス関連サイトが生まれてくることを願います。

独学 チェス上達法


現時点で私が思っている独学 チェス上達法です。

1.対戦を行う

ルールを覚えたらまずゲームをしてみることです。相手は人でもコンピューターでもかまいません。
負けて悔しい思いもするでしょうが、対戦を避けていては経験を積むことができないので上達は
難しいでしょう。

始めは1手ごとよく考えた方が上達につながるためできるだけ長い時間のゲームをした方が
いいです。具体的には15分以上のゲーム、もしくは1手ごとの持ち時間が日数単位の通信チェス
( chess.com の online chess など )がオススメです。

持ち時間30分以上のゲームも良いですが、ネット対戦では長時間のゲームは対戦相手が見つかりづらかったり、途中で相手が回線切断したりすると悲惨です^^;

1分 ~ 5分の短時間ゲームは面白さもありますが、チェスを始めてから短時間のゲームばかりしていると上達は難しいでしょう。


2.ゲームの見直しをする

チェスを始めてしばらくは楽しむこと優先でゲームの見直しを無理に行わなくてもいいですが、チェスを始めて1年以上経ち、上達を願うのであればゲームの見直しは必須です。

ゲームをして経験を積んだとしてもゲームの見直しをしなければ改善が見込めません。
ゲームの見直しは自分で考えるのはもちろん大事ですが、Fritz などのチェスソフトを使い分析を
見ることが上達に役立ちます。自分の気づかなかったことが分かるからです。

ゲームの悔しい思いを悔しいままで終わらせず改善に役立てましょう。同じ失敗を繰り返さないようにすることが改善になりますが、忘れてしまうことはよくあるので、忘れて覚えての繰り返しで記憶が強化されていきます。


3.本で勉強する

チェス関連のサイトでもある程度学ぶことはできますが、上達を願うならば本で学ぶことは必要
です。マスタークラスになれば知識だけの問題ではないと思いますが、パターン認識などの知識も含め、知識の有無が勝敗に大きく影響します。

最近は和書のチェス本も増えてきましたし、チェス本で勉強することは上達に役立つだけでなく学ぶ楽しさがあると思います。


4.マスターのゲームを見て学ぶ

棋譜並べをすると良いとよく聞きますが、私は OTB をやらないため実物のボードと駒を使うことは
なく、ネットの Database からマスターのゲームの PGN をダウンロードして Fritz 13 の分析にかけ
1手ごと自分で考えるとともにコンピューターの分析を見ています。

本に出てくるマスターのゲームも解説があればもちろん勉強になります。

マスターのゲームならば何でもいい訳ではなく、自分の使うオープニングのマスターのゲームが1番得るものが多いと思います。

マスターのゲームを見て学ぶことは中級者から上級者を目指すのに特に必要だと感じます。
R1400 ぐらいになるまでは基礎的な Tactics や Endgame を学ぶことを優先させましょう。


ここでは独学の上達法について述べましたが、チェスクラブやサークル、部活などで先生やコーチ
上級者などに直接教えてもらうことも上達につながることは言うまでもありません。

またどんなに優れたコーチや先生に教わったとしても結局は自分次第ということも覚えておきましょう。


追記 ( 2013年 8月 9日 )

初心者から R1400 ぐらいになるまで、どのような本を読んだら良いか学習順に記載します。
あくまで参考例です。

一般書店には置いてないものが多いため amazon でお探しください。

チェスの第1歩、第2歩 - アンパサンチェス研究会、辻本 二朗

上記2冊の代わりに下記2冊を読むこともいいです。

新装版 ボビー ・ フィッシャーのチェス入門 - ボビー ・ フィッシャー( 東 公平 訳 )
Simple Checkmates - A.J. Gilliam

ここからはじめるチェス - 渡辺 暁

3手読んで勝つ戦術 - アーヴィング ・ チェルネフ、フレッド ・ ラインフェルド ( 水野 優 訳 )

終盤の基礎知識 - ユーリ ・ アヴェルバッハ ( 水野 優 訳 )

洋書が OK なら  Pandolfini's Endgame Course - Bruce Pandolfini の方を先に読むことをオススメします。

誤植が多いのが玉にキズ → PANDOLFINI'S ENDGAME COURSE 正誤表

チェスの第3歩 - アンパサンチェス研究会、辻本 二朗

チェス 魔法の戦術  マレイ ・ チャンドラー ( 浜田 寛 訳 )

チェックメイトの技法 - ジョルジュ ・ ルノー( 水野 優 訳 )

オープニングに関しては「 チェス オープニング入門 」 のサイトをご覧くさい^^


R1400 ぐらいまでは駒損して不利となり負けてしまうということが多いと思います。始めはどうしても攻めることに気をとらわれるので防御が甘くなり、駒をタダ取りされてしまいます。

相手が指した手の狙いを考え、適切な対応 ・ 防御を行う必要がありますが、相手の狙いが分からなかったり、適切な対応 ・ 防御 ができない場合もあるでしょう。

とりあえず自分の駒が攻撃を受けたら守ることを考えましょう。

駒交換となる場合は、自分から取る、相手に取らせる、そのまま ( テンションを保つと言います )、
交換を避ける、またポーンならばポーンを進める、という選択肢があります。始めは難しいですが
相手に取らせるように仕向けることがよくあります。

相手の Tactics に気づかず駒損することも多いので、Tactics を勉強することが大事です。
① ~ ③ まで読めば基礎的な Tactics を学べます。

駒損した時、どうすれば良かったかを知るためには、ゲーム後まず自分で考えるのが基本ですが、分からなければチェスソフトの分析を参考にするといいでしょう。

相手の応じ手を考えないと不利となることが多いので、自分の手を指したら相手はどう応じてくるか、必ず考えてから指しましょう。

基礎的なエンドゲームを知らずに負けてしまうことも始めは多いので、④ の本で基礎的なエンドゲームを学ぶことも大事です。


謹賀新年


昨年中はいろいろとありがとうございました。
本年もよろしくお願いいたします。

今年の抱負

Opening

昨年は 1.d4 系に対して King's Indian Defence のみ使っていましたが、Modern Benoni や Benko Gambit, Hedgehog, Modern Defence など少し勉強しながら試しつつレパートリーに加えられたらと思います。

自分に合うオープニングとそうでないものがあるので、勝率が悪かったり何か問題があるならば
自分に合うものを選択していきたいです。


Tactics

Tactics 問題をコツコツ解いていくことはどんなレベルにおいても必要なことだと思います。
Tactics の力を上げるには実力に応じた問題を解いていくことがシンプルで1番だと思いますが
今はただ問題を解くだけでなく特別なテーマについても学びたいので時間はかかっても
Tactics 関連の本で学ぶことを続けていきます。

Tactics の能力を上げることが1番早く実力に現れますが、学びたいことは他にもあるのでバランスをとっていきたいです。


Strategy

中盤の力を高めていくことは長期的な課題としていきます。本で勉強することが中心となってますが他の分野に比べて勉強時間が少なめです。マスターのゲームを見て学ぶことも中盤の勉強になるため、自分が使うオープニングでマスターのゲームを見て勉強していきたいと思います。
ただし今は K Q vs K R のサイトを完成させることを優先していきます。


Endgame

1日の勉強量は15分 ~ 30分程度ですが Endgame の勉強が最も地道に続けられてます。
1日の勉強量は少なくても地道に続けられることが1番いいような気がします。Endgame の勉強は現状維持です。


脳内チェス トレーニング

2手メイト問題と基礎的エンドゲームを続けていきます。継続するには努力が必要ですが良い効果を感じているので続けていきたいです。


対戦

15分のゲームをメインとしつつ、5分、3分、1分のゲームも適度に行なっていきます。
短時間のゲームはトーナメントに参加するとヤル気が高まるので積極的に参加していきたいと
思います。通信チェスは chess.com と Chess Corner で1ゲームずつを維持。


学びたいことはたくさんあっても全てを十分に勉強することは難しいです。私の場合は学ぶための
時間よりもヤル気に大きく左右されます。少しずつでも継続していくことが最も無理なく達成しやすいことなので各分野を地道に勉強していきたいと思います。