8/28/2012

K N B vs K Part 3


Part 1 では下図のように W にナイトを動かして黒キングを追いつめました。




Part 2 では下図のようにナイトとビショップを同色マスに置いて黒キングを閉じ込め、Part 1 とは別の方法で黒キングを追いつめました。



K N B vs K の状況はこの他にもあり、局面によってなかなか黒キングを追いつめていくことができないものがあります。

何故上手くいかないのだろう?

そう考えているうちに1つ重要なことを発見しました!

それはビショップの色とナイトの位置関係です。
下図を見てください。


これはナイトを W に動かしてメイトまで持っていくパターンです。

ビショップの色に注目してください。白マスビショップです。

この W にナイトを動かしてメイトまで持っていくパターンでは、ナイトが 7th ランクにある時、7th ランクのナイトは白マスにあります!

つまりナイトが 7th ランクにある時、ビショップと同色のマスであれば、W のパターンでメイトまで持っていけるのです。

逆に言えば、ナイトが 7th ランクにある時、ビショップと逆色のマスならば W のパターンで黒キングを追いつめて行くことができません。

例えば下図を見てください、終盤の基礎知識に出てくる問題です( 黒先手 )。


白マスビショップに対しナイトが 7th ランク( c7 または e7 )に行くとそこは黒マスです。
よってこのままでは W のパターンが使えないため、ナイトの位置を変える必要があります。



本に掲載されている手順ではなく、Fritz 13( 黒 )を相手に私( 白 )が指した手順です。
かなり長い手順になってしまいましたが、7th ランクのナイトのマスをビショップと同色にすることを意識したおかげで W のパターンに持っていけました。

時間をかけて考えればもう少し短い手順でメイトできたかも知れませんが、大事なのはメイトパターンに持っていくことができるということです。

K N B vs K で他の問題もこの方法でやってみましたが、今のところメイトできなかったものはありません。

K N B vs K Part 2



PANDOLFINI'S ENDGAME COURSE に出てくる問題です。前回の記事( リンク ) でも同じような局面が出てきましたが、ナイトとビショップが同色マスにあることで、黒キングをすでに閉じ込めています。

しかし上図は下図のような局面と駒の配置が異なるため、ナイトを W に動かしていくパターンが通用しません。



よって別のパターンとして覚える必要があります。パターンを覚えるといっても手順を覚えるのではなく、考え方が分かれば記憶に残りやすくなります。



上図の赤線で囲ってあるように黒キングの行動範囲は6マスです。ナイトとビショップは動かさず、白キングを動かして黒キングの行動範囲をさらに狭めていきます。

ビショップが h6 を支配しているため、黒キングを h ファイルの方へ追いやり、白キングを f7 に持っていけばメイトできそうです。

白キングを f7 に持っていくためには、まず白キングを e7 か e8 に持っていく必要があります。
白キングは e6 と f6 に行くことができますが、黒キングが e8 か f8 にいる限りは e6 と f6 から f7 へ白キングを進めることはできません。

よってクイーンサイドの方から白キングを e7 か e8 へ進めるようにします。

1.Kc7( 1.Ke6 でも OK ) Kf8 2.Kd7


Kd7 により黒キングは e8 に行けなくなりました。

2...Kg7 3.Ke7


Ke7 で第1段階クリア。

3...Kg8


黒キングが g8 か g7 にいれば白キングは f7 に入ることができません。

4.Bh6


白キングが f7 に入っていけるようにするため、ここでビショップを動かし黒キングが g7 にいけないようにします。 ちなみに 4.Kf6? では 4...Kf8 で閉じ込めた黒キングが脱走( 笑 ) してダメです。

4...Kh7 5.Bf8


h6 の支配を残しつつ g7 も支配してます。これで白キングが f7 へ入っていけるようになります。

5...Kg8 6.Ng4 Kh7 7.Kf7


Kf7 で第2段階クリア、メイト間近です。

7...Kh8 8.Bg7+ Kh7 9.Nf6#


1つの方法を知っていればメイトできるという訳にはいかないところが、K N B vs K をより難しくしていてますね。


追記( 9月2日 )


K N B vs K でよく起こる上図の局面、ナイトとビショップを同色マスにおいて黒キングの行動範囲を制限できます。

この局面から Bg5, Ng6 → Ne5 とできれば黒キングを閉じ込めるパターンになるため、覚えておきたいです。



8/26/2012

K N B vs K Part 1


脳内チェストレーニング、地道に続けてます。そのうちの1つ PANDOLFINI'S ENDGAME COURSE に出てくる問題を駒の配置を覚えてから問題図を見ずに頭の中でイメージし、白 ・ 黒先手両方考えます。

PANDOLFINI'S ENDGAME COURSE に出てくる問題


本では白先手で白勝ちとなっていて、4手でメイトでき難しい問題ではないですが、これが黒先手となると俄然難しくなります。

黒先手で私は頭の中のイメージで解くどころか、問題図を見ながらでもできませんでした。
K N B vs K の状況はめったに起きないので覚える必要はないと思っていましたが、覚えておけるなら覚えておいたほうが良いので、記事にして少しでも覚えやすくしてみました。

K N B vs K でメイトまでの方法が分かってないと上記の問題を黒先手で解くことは難しいでしょう。

よって、本や website の情報を参考に自分なりに K N B vs K でメイトまでの方法をまとめてみました。忘れてしまっては役立たないので、最短手数でメイトするより覚えておきやすい方法にしました。


K N B 側を攻撃側
K 側を防御側

と呼ぶことにします。

K N B vs K では一般的に
1.防御側のキングをボードの端列に追いつめる
2.ビショップと同色の角マスへ追いつめメイトする

と言われます。これは覚えやすいのですが、これだけでメイトできるほど簡単ではありませので
段階をおって説明していきます。


攻撃側

目標 メイトすること

1.主にキングとビショップを使い( 必要に応じてナイトを動かし )防御側のキングをボードの端列に追いつめる

2.ビショップと同色の角マスへ防御側のキングを追いつめていく

3.メイトする


防御側

目標 メイト回避

自分が防御側になる場合もあるため、防御側についても知っておく必要があります。

ボードの端列に追いつめられることを避ける
ビショップと逆色の角マスへ逃げる
50手ルールでドローにする
ステイルメイトでドローにする
相手を時間切れにする
同形三復でドローにする




1.主にキングとビショップを使い( 必要に応じてナイトを動かし )防御側のキングをボードの端列に追いつめる

下図の局面で説明していきます。


防御側 黒キング
ボードの中央に向かう
その後、ビショップと逆色の角マスへ向かう
攻撃側の手順が多くなるようにする


キングとビショップで防御側のキングをボードの端列へ追いつめるのに下図のように横または縦にキングとビショップを並べて、黒キングの行く手をブロックします。






下図のようにキングとビショップを縦または横に並べて防御側のキングを後列へ追いやることができます。





50手ルールによるドローはもちろん気をつけなければなりませんが、それ以上に気をつけることは、最善手を考えるあまり時間を消費し過ぎることです。

防御側キングをビショップと同色の角マスへ追いつめるのが理想ですが、まずはボードの端列に防御側キングを追いつめられれば OK です。

キングとビショップだけでは防御側キングを端列に追いつめるのは難しいため、必要に応じてナイトを動かします。この時ビショップとナイトが同色マスにあるようにすると、防御側キングの行く手をさえぎるバリアを形成することが多いため覚えておきましょう。





以上のことを頭に入れ、実際に手順を見ていきます。

1.Ke2 Ke7 2.Ke3 Ke6 3.Kd4



ビショップと白キングを並べられるように白キングを黒マスに置きました。黒キングはボードの端列に追いつめられるのを避けながら、ビショップと逆色の角マス h8 へ向かうようにします。

3...Kf6 4.Bd3 Ke6 5.Be4 Kf6 6.Nf3


黒キングの行く手を制御するためここでナイトを動かしました。ビショップとナイトが同色マスにあることに注目。

6...Ke6 7.Bd5+ Kf5 8.Ke3 Kf6 9.Kf4 Kg6 10.Be6 Kf6 11.Bf5



この形になれば黒キングを後列へ追いやれます。

11...Kf7 12.Ke5 Kg7



このような局面では最善手を考えることに時間を消費するより、白キングを動かして黒キングを端列に追いつめることを優先します。

13.Ke6 Kg8 14.Kf6


黒キングを端列に追いつめました。黒キングはビショップと同色の角マス a8 に向かうことをできるだけ避けるとともに、白がミスした場合は端列から抜け出すようにします。


2.ビショップと同色の角マスへ防御側のキングを追いつめていく

14...Kh8 15.Ng5 Kg8 16.Nf7


覚えておきたいパターン1

ナイトがビショップと逆色の角マス h8 を支配しているこのパターンは覚えておく必要があります。
また上図の赤線で示しているようにナイトはこの後 W の動きをしていくことも覚えておきましょう。
これを忘れると厳しいです^^;

16...Kf8 17.Bh7


Bh7 で黒キングが g8 へ戻ることを防ぎます。

17...Ke8



ミスしやすい局面です。ここで 18.Ke6? としては 18...Kf8 とされて失敗です。ここは先ほどあった W を思いだしながら、18.Ne5 とナイトを動かす必要があります。

18.Ne5 Kf8 19.Nd7+


重要な手です。

ちなみに
18...Kd8 となった場合は

19.Ke6 Ke8 20.Nd7



または 19.Ke6 Kc7 20.Nd7


このナイトの動きは覚えづらいですが

20...Kc6 21.Bd3


このようにナイトとビショップを同色マスに置いて黒キングの行動を制限します。
覚えづらいですが重要なパターンです。この後 21...Kc7 22.Be4 Kd8 23.Kd6 Ke8 24.Bg6+ などと続きます。


18.Ne5 Kf8 19.Nd7+ の局面に戻ります。


19...Ke8 20.Ke6 Kd8


ミスしやすい局面2。ここで 21.Bg6 とすると 21...Kc7 で手順が長引きます。
21.Kd6 が正解です。

21.Kd6 Ke8 22.Bg6+ Kd8 23.Nc5 Kc8


ミスしやすい局面3。ここは特に気をつけたい場面です、24.Kc6? としては 24...Kd8 で手順が長引きます。24.Bf7 が正解です。

24.Bf7 Kd8 25.Nb7+ Kc8 26.Kc6 Kb8


ここまできたらメイトするための最終段階となります。

最適な方法とは言えませんが手順としては
1.ビショップとナイトで c8, a6 を支配し黒キングを閉じ込める
2.白キングを c7 または b6 に進める
3.ビショップでチェックしてナイトでメイト、またはナイトでチェックしてビショップでメイト
4.ステイルメイトに気をつける


27.Be6 Ka7 28.Nc5


これで黒キングを閉じ込めました。

28...Kb8 29.Kb6


白キングを b6 に進められました。黒キングは a8 と b8 しか動けなくなりメイト間近です。

29...Ka8 30.Bd7 Kb8 31.Na6+ Ka8 32.Bc6#



ちなみに ビショップでチェックしてナイトでメイトする場合は下図のような局面になります。



別途覚えておきたいパターンとして、下図のように黒キングが h8 へ向かおうとしている時にビショップが白キングの左側にある場合。


1.Bd5 で 黒キングの逃げ道 f7 を防ぐことができます。1.Ke6 では 1...Kd8 で手順が長引きます。


以上の方法を使って PANDOLFINI'S ENDGAME COURSE に出てきた問題を解くと下記のようになります。大事なのは手順が多少長くなっても確実にメイトすることです。


参考文献
終盤の基礎知識 - ユーリ ・ アヴェルバッハ著、水野 優 訳
100 Endgames You Must Know - Jesus de la Villa
Bishop and knight checkmate - Wikipedia

 → K N B vs K Part 2

8/20/2012

ポーランド語

PlayOK.com( ポーランドのサイト )でよく cz とチャットで言われるのですが、Hi の意味かな?
と思いつつ分からないので無視するしかなかったですが、調べてやっとわかりました。 

cz やぁ → こんにちはのような意味

dz ありがとう。ゲーム後に言われます

Halo → Hello これは分かりやすい

とりあえずこの3つは覚えておきたいと思います^^;

ポーランド語 - Wikipedia  

8/12/2012

Oshima Defense and Medusa Gambit


1.d4 Nf6 2.g4 を Gibbins-Wiedehagen Gambit と言うそうですが、2...Nxg4 とせずに、2...e5 とするのを Oshima Defense と言うそうです。

UNORTHODOX CHESS OPENINGS - ERIC SCHILLER
の本で知りました。

名前が日本人のようですが 1985年にハワイでこのゲームが行われた以外は不明です。

何故このオープニングを知ったかというと、自分( 黒 )のゲームで 1.d4 Nf6 2.c4 となったところで 2...g6 とするつもりが不注意からのマスススリップで 2...g5?? としてしまい


当然 3.Bxg5 となりました。takeback はしない主義なのでリザインしようかと思いましたが、めげずに(?)続けると相手も油断したのか勝つことができました。

ゲーム後、このオープニングがあるか調べていたら、先ほどの Oshima Defense を知ったという訳です。

1.d4 Nf6 2.c4 g5 のオープニングに名前がついてなかったら hitsujyun's Gambit とでも名付けようかと思いましたが( 笑 )

すでに名前がありました。
Medusa Gambit と言うそうです。

Chessville - The Medusa Gambit - by Clyde Nakamura http://www.chessville.com/UCO/CN/MedusaGambit.htm

 Medusa Gambit Madness 1.d4 Nf6 2.c4 g5 - Chess.com http://www.chess.com/forum/view/chess-openings/medusa-gambit-madness-1d4-nf6-2c4-g5

ちなみに Clyde Nakamura さんが 1985年に Oshima さんと Oshima Defense のゲームを行なってます。


マスターのゲームから学ぶ

チェス オープニング入門 - オープニングに続く勉強
http://opening-chess.blogspot.jp/2012/08/blog-post.html 

別サイトですがマスターのゲームから学ぶ方法について4つの記事に分けて掲載いたしました。 

中級者以上の方を対象とした内容です。
1つの学習方法としてご参考になりましたら幸いです。

8/11/2012

two bishops のゲーム


すでに白優勢ですが、Bxh6 とした後、このビショップがナイトで閉じ込められていることに気づきました( 気づくのが遅い 笑 )。

白の最善手は何でしょう?


8/07/2012

決めてみたいタクティクス


c3 Sicilian のゲーム後、Fritz の分析で分かったタクティクス。
白先手、ちょっと分かりづらいです。

8/06/2012

落ち着いて考えれば


32...Kf5 の場面。この後 白の最善手は何でしょうか? 

8/01/2012

局面で考えること


同じ局面を見ても人によって考えることや、読み取れる情報が異なります。
人それぞれ知識や経験、思考力が違うからです。

何人かで同じ局面を見て、その局面から何に気づくか、何を考えつくか比較したら面白いですし
勉強になるでしょう。

頭の中だけで考えていると混乱しやすく、良いアイデアがどこかへ行ってしまうこともあるので( 笑 )、紙などに書いていくと結構多くのことが思い浮かびます。

私自身、他の人がどのようなことに気づき、考えているか興味があります。

ということで今回、下記の局面から気づくこと、考えられることを記載しました。
私が未熟で局面評価が間違っていたり気づかないこともあると思いますので、参考程度にご覧になってください。


Svetushkin - Baklan
Romanian Team Ch, Eforie Nord 2009


気づくこと

マテリアル確認 ・ 比較

白ポーン5 黒ポーン5
白黒キングの位置、安全性( 白キングの方が安全な感じ? )
白クイーン、2ルーク、2ビショップ、1ナイト
黒クイーン、2ルーク、2ビショップ、1ナイト

オープン b ファイル → 白が支配
オープン e ファイル → 黒が支配
ハーフオープン d ファイル
ハーフオープン f ファイル → 黒が支配

ビショップ利きは黒の方が良い
黒の方がピースの活動性が高い


弱点

白黒ともに a ファイルの孤立ポーン

白 c4 孤立ポーン

黒 backward d6 ポーン


守られていない駒
白 Be2

位置の良くないピース
白 Ne1, Be2
黒 Nh5

強いマス
白 b5, d5
黒 b4, d4
( 後はわかりません )

黒クイーンサイドでポーンマジョリティ
白キングサイドでポーンマジョリティ

ピース活動性から黒の方が良さそう → 自分なりにどちらが良いか考えることも大事だと思います。


黒としての安全確認( 黒先手の局面なので )

チェックされる手はない

攻撃されている駒
c5 ポーン
Nh5

可能性のある手
Bxh5, Bf3, Bg4
Nf3


黒候補手比較

チェックする手はない

駒を取る手
Bxg2, Qxh3, Rxe3, Rxf2
いずれも悪そう

Bxh5 とされると黒は困りそうなので
Nf6, Nf4, Ng3

考えて見た手
ビショップを動かす手
ルークを動かす手
クイーンを動かす手
d5( c5 ポーンが狙われる )

ここまで書いて疲れてきましたが、可能そうな候補手は応手を考える。

もし自分で指すとしたら、Nf6 や Qc7 などとしそうです。
ちなみに Fritz 13 では Kg8, Nf4, Nf6, Qc7 などの候補手を示してます。


本来は候補手を考える前に考えた方が良いですが、ピースが全てなくなった場合は、クイーンサイドでマジョリティがある黒のほうが良さそうです(?)

エンドゲームを考えると黒はピース交換した方が良さそうですが、ピース活動性の利点を無くしてしまう面もあるので難しいところです。白は特に戦力ダウンとなるクイーン交換を避けたほうが良さそうです。

最近注意している4つのこと


安全確認

候補手を考える前に
メイトされることはないか?
駒を失う可能性はないか?
不利となることはないか?

などを確認します。しかし、中盤から終盤にかけてこの意識が弱まってきて、いきなりメイトされたり駒を損失することがあります。

時間の許すかぎり、相手の可能な手を多く考えたいと思います。


弱点対処

中盤以降になると攻める手に気をとらわれやすくなり、相手の弱点を攻めることは考えても、自分の弱点をどうするか考える意識が弱くなります。

弱点を狙われたときに対処不能とならないためにも、相手の弱点を考える前に自分側の弱点について考え、対処できるようにしたいと思います。

弱点となりやすいのは、孤立ポーンや backward pawn, doubled pawns, 守られていない駒などです。


候補手比較

中盤以降で候補手の比較をしなくなる傾向があるため、時間の許す限り候補手をもっと考えたいと思います。1手ごと行うことはできないかも知れませんが、全ての駒の動きを考えてみるのも、思わぬ手に気づくことがあります。


応手確認

中盤以降で応手確認しないことさえあるので、必ず確認することと、時間の許す限り多くの応手を考えるようにします。


いずれも中盤以降、集中力が落ちてくるとおろそかになってくる事がらです。
大事なことなので意識して改善していきたいたいです。

可能な手をもっと考える


Svetushkin - Baklan
Romanian Team Ch, Eforie Nord 2009

Understanding Chess Middlegames - John Nunn
の本に出てくる局面です。

テーマは 7th ランクなのですが、テーマとは別に気づかされることがありました。
黒先手で 24...Nf4 に対し 25.Bxf4 とすると 25...Rxe2 で黒ルークが 7th ランクに入るため
白は 25.Bg4 としました。

自分で始めにこの局面を考えていた時、白 Bg4 で黒クイーンが攻撃されるということに全く気づいていませんでした。

Bg4 で黒クイーンが攻撃されることは大したことではないのですが、そのこと自体に自分が全く気づいていなかったということが問題になります。

私は本に出てくる局面を考える時、始めにマテリアルを確認・比較し、その後 安全確認します。
この安全確認は例えば黒先手ならば、黒の候補手を考える前に黒は白に何か狙われてないか? 不利になるようなことはないかをチェックします。

安全確認は主に

check, capture, threat
つまり、白にメイトされたり、チェックされたり、駒を取られたり、何か狙われてることがないかを確認。

攻撃を受けている駒なども確認します。

しかし今回気づいたように、候補手を考えるときは比較的多くの手を考えるのに対し、安全確認で相手の可能な手をよく考えていません。

Bxh5 や Bf3 などは考えていましたが、Bg4 は全く考えていませんでした。

というわけで、これからは安全確認でもっと相手の手をよく考えようという結果です。
短い時間のゲームではあまり考えられませんが、通信チェスでは考える時間が十分にあるためそちらの方で実践していきたいと思います。