8/16/2014

Bullet


持ち時間 1分の Bullet 。これだけは未だにダメダメです。3分ならある程度 指せますが、1分は
自分にとって厳しいです。

lichess で コンピューター相手に Bullet の練習をしましたが、コンピューターのレイティングが 1500 からで結構強いというより、時間切れで負けます。コンピューターが11秒しか使ってないのに負けるとか・・・

相手が指してから考えているようでは消費時間が多くなるので、Premove で次手を指しているか、
次手を指す準備ができているぐらいでないとダメかもしれません。同じレイティングぐらいのプレイヤーならば、時間内に勝てることもあります。

悔しいのはマテリアルで勝っているのに、時間切れで負けることですね。

Bullet は通常のチェスとは別物に感じますが、素早く反応していく面白さもあるので、しばらくやっていこうかと思います。定跡を知っていると確かに楽ですが、いろんな変則チェスの経験から、定跡など知らなくても指し回していく感覚も大事だと思うようになりました。


Top 10 players に学ぶ


lichess 各種ゲーム Top 10 Players
http://ja.lichess.org/player

通常のチェスならば、いろんなサイトやデータベースで 高レイティング プレイヤーの記譜が見られますが、lichess では Chess960 、Three-Check 、King of the Hill の変則チェスで Top 10 Players の記譜も見られます。

ゲーム のページで高度な検索から探すこともできます。


Top 10 Players の Three-Check のゲームを見ると、アマチュアレベルと違っていて、オープニングで通常のチェスと同じような指し方をしているのが目立ちます。 3+ のゲームで 1.e4 と指すと、私は大抵不利におちいるのですが、マスターレベルのプレイヤーは上手く指してます。

黒番で 1...c5 としているのもためになりました。チェックされないようにしつつ、ピースを展開しやすいようにしているのは自分も同じですが、Top 10 Players はスペースの取り方が上手いです。

Top 10 Players のゲームを見ていると、現在 King of the Hill の方が多く行われているようです。King of the Hill の方が難しいので面白みがあるのでしょう。  


8/15/2014

トリプル サクリファイス


Three Check のゲームで3つのサクリファイスが決まったゲームです。

9...dxe3


hitsujyun vs. nh41721 1-0

10.Nxf6+ でチェックされるので、黒としては 9...Nxe4 か 9...Kh8 とした方がいいでしょう。 10.Nxf6+ で1回目のチェック。


13.c3


白はルーク1つ失いましたが、 13.c3 で黒クイーンを閉じ込めたことが結果として好都合と
なります。


16.Nxh7


1つ目のサクリファイス。 16...Kxh7 には 17.Bxg6+ で2つ目のチェックを得られます。黒キングがそのままなら 17.Nf6+ とするつもりでしたが、16...Kh8 17.Nxf8 Bxf8 18.Rf4  となりました。



19.Rh4+ の狙いがあるので黒は対応を迫られます。


18...Kg8 19.Bxg6


2つ目のサクリファイス。 19...fxg6 だと 20.Rxf8+ で2つ目のチェックなので、当然 19...Nxg6 としてきます。しかし・・・


19...Nxg6 20.Rxf7


3つ目のサクリファイス。次にチェックされるので黒は Rf7 を取らざるを得ません。


20...Kxf7 21.Qf3+ Kg7 22.Qf7+


3回目のチェックで白勝ち。途中から主導権を取り、サクリファイスが上手く決まったゲームでした。 Bc1 は攻撃に参加しませんでしたが、黒クイーンからのチェックを防ぐ役目をしていました。

サクリファイスが多く決まると ポール モーフィー のような気分を味わえます^^


8/14/2014

KotH コンピューター対戦


lichess の変則チェスの1つ King of the Hill がコンピューターと対戦できるようになりました。
ゲーム後にコンピューターの分析もかけられます。 Three Check の方はまだコンピューターと対戦できませんが、いずれできるようになるかも知れませんね。

hitsujyun vs. Stockfish AI レべル 1 (1500)
http://ja.lichess.org/L0uDPxmN

コンピューターのレベルは R1500 相当からで、もう少し低いレイティングからの方が始めやすいのではないかと思います。コンピューターは1秒もかからず指してくるのに、1番上のコンピューターだとコテンパンにやられます^^;

個人的には Three Check より King of the Hill の方が難しく感じます。キングをセンターに向かわせるタイミングが難しいです。


Three Check のゲーム解説 


1.e3


Ardavan74 vs. hitsujyun 0-1

3+ ( Three Check ) のゲームではよくある 1.e3 。 ...Bc5 から ...Bxf2+ を予防する手です。
黒も 1...e6 とすることが多いですが、最近 私は白黒どちらでも初手に b ファイルのナイトを展開
することが多いです。

黒はまだ 1...e6 とする必要がないのと、マイナーピースをできるだけ早く展開させてアクティブに
するためです。マイナーピース と クイーン が アクティブ になるとチェックしやすくなります。


1...Nc6 2.Bc4


1...Nf6 でもいいのですが、...Nc6 だと Nc6 → Nb4 → Nxc2+ の狙いがあるのと、白が 2.Nf3 としてきた時、2...h6 とすれば Nf3 が Ng5 や Ne5 から Nxf7 とサクリファイスしてくることを防げます。

白が 2.Bc4 としてきたので、ここで Bxf7+ を未然に防ぐため 2...e6 としておきます。


2...e6 3.Nf3 Nf6


4.Ng5 から 5.Nxf7 のサクリファイスが考えられるので 3...h6 の方が良さそうです。


4.Nc3 a6


4...a6 は Nc3 → Nb5 → Nxc7+ を予防する手。通常のチェスならばこのような手はピース展開の遅れにつながりますが、 3+ では有効ではないかと思います。


5.a3 h6 6.h3


白の相手も同じ考えなのか、真似しているのか^^


6...Bd6


通常のチェスなら上図のように ...Bd6 とするのは d7 ポーンの前進を妨げるので良くないでしょうが、 3+ では白が 0-0 したら Bh2+ の狙いがあります。上局面では ...Be7 や ...Bc5 よりアクティブな位置になります。

白が 7.e4 から 8.e5 のフォークを狙ってきたら、7...Bc5 で ...Bxf2+ を狙うつもりです。


7.Qe2 b5


3+ ではキャスリングを急ぐと、相手にチェックされやすくなる場合があるので、キャスリングを急ぐより、マイナーピース と クイーン を アクティブ にさせるほうが大事に感じます。

7...b5 で Bc8 → Bb7 とできるようにしました。


8.Ba2 Bb7 9.Qd3?!


白はクイーンをチェックをかけやすい位置にしたようですが、9...Ne5 とされるとナイト交換を強いられます。クイーンを動かせば 10...Nxf3+ で黒が得します。

9...Ne5 10.Nxe5 Bxe5 となれば、Bb7 の利きが開かれますし、キングサイドを守っている Nf3 を除去できるなど、自分側に都合が良ければ駒交換を行います。

白としては 9.Qd3 とするより、9.b4 から Bb2 を考えた方が良いのではないかと思います。


9...Ne5 10.Nxe5 Bxe5 11.Rg1


11.0-0 だと 11...Bh2+ 12.Kxh2 Ng4+ または 12.Kh1 Bxg2+ などとなります。2回チェックを受けて相手にクイーンが残っていれば、負ける可能性が高まります。白は Nf3 がいなくなったために都合が悪くなった感じです。


11...Qe7


クイーン を アクティブな位置にすることは 3+ では結構大事です。
 

12.f3??


12...Bg3+ とされるので明らかなミス。駒を動かしてから気づくやつですね^^;


12...Bg3+ 13.Kf1 Qd6


チェックする機会を増やすため、できればクイーンを残しておきたいですが、黒ピースの方がアクティブでチェック1回先行しているので、クイーン交換して相手がクイーンでチェックする機会を除去します。白がクイーン交換を避ければ Qd6 は好位置を維持できます。


14.Qxd6 cxd6 15.Ne2 Nh5


16.Nxg3 とすれば 16...Nxg3+ で2度めのチェックがかかるため、白は 16.Nxg3 とできません。白キングが身動き取れなくなっているのも良くないです。白は Bc1 が役立ってないのが痛いです。

16.b3 Bh2 17.Rh1 Ng3+ 18.Ke1 下図で白リザイン。



18.Nxg3 Bxg3 の方がいいですが、2回チェックがかかっているので黒優勢です。

いかに相手のチェックを防ぎ、いかに自分のチェックを作り出すか。 3+ は単純なようなで中々面白いです。


8/13/2014

Three-Check のコツ


lichess のサイトで Three-Check Chess ( 以降 3+ と言います )  を結構やってます。
エンドゲームまで進むことは少なく、気軽にできるのと、タクティクス問題を解くような面白さがあります。

3+ である程度パターン的なものも少し感じるようになりました。

基本的なコツとしては

1. できる限り相手からチェックされないようにする
2. マイナーピース と クイーンを活動的にする

分かりやすいことですが、慣れてないプレイヤーはミスをしやすいです。

3+ で初手は何が良いかというと
1.e3
1.Nf3
1.Nc3 

などが今のところいいなと感じてます。


3+ で 1.e4 とするのは決してダメではないのですが、黒に ...Bc5 とされると、 ...Bxf2+ の可能性があるので、 1.e3 の方が無難です。コツの1つ目のように、できるかぎり相手にチェックされないようにした方が良いでしょう。


1.d4 e6


白が 2.c4 や 2.Nf3 などとすると、2...Bb4+ から次手もチェックされるため、白キングの斜め前方のマスを空ける 1.d4 も 3+ では避けた方が良さそうです。




1.g3 は通常のチェスならば全く問題ない初手ですが、3+ では黒に h7 → h5 → h4 とされると困ることがあるので注意が必要です。


1.e3 e6 2.Nf3 Nf6 3.Ng5


3+ ではサクリファイスすることが多く、白であれば Nxf7 や Nxc7+ などのサクリファイスをするので、そのようなナイトサクリファイスに警戒が必要です。


13...Ke8 の局面


bullshitness vs. hitsujyun 1-0

白ピースの方が活動的で、この後 14.Nxf7 Kxf7 15.Nd6+ で黒はリザインしました ( 下図 )。



15...Kg8 とすればもう少し粘れそうですが
15...Kg8 16.Qh7+ Rxh7 17.Bd3 Kh8 18.Nf7+
15...Kg8 16.Qh7+ Nxh7 17.Bc4 から 18.Bxe6+ などでダメそうです。

ビショップからチェックされることはポーンで防ぎやすいですが、ナイトからチェックされたり、サクリファイスされやすいので要注意です。

2回チェックを受けていて相手にクイーンが残っている場合は負ける可能性が高くなります。
ただし自分が相手に2回チェックをしていてクイーンが残っていても、油断すると相手の思わぬサクリファイスから3回チェックされて負けることもあるので油断は禁物です。


8/02/2014

サクリファイス好きな方に


タクティクス や サクリファイス 好きな方に変則チェスの Three-Check Chess ( 以下、3+ と言います ) はうってつけです。 3+ を始めて2日目ですが、サクリファイスが上手く決まったゲームを
1つ。

5...Nb4 の局面


nipo vs. hitsujyun 0-1

3+ のオープニングでは相手ビショップからのチェックを避けるため、ポーンの進め方に気をつけた方が良さそうです。ビショップは2回連続でチェックできる可能性があるため、なるべくビショップを温存した方が良いでしょう。

上図は ...Nb4 で白のビショップを除去しようという狙い、白としては、6.Be2 が無難だと思いますが、6.Qe2 Nxd3 となりました。


11...Qc7


不要な駒損はチェックする機会が減少するので避けなければなりませんが、サクリファイスしても
チェックしやすい状況に持っていきます。


13...Bd6


...Bxh2+ 、Nxh2 Qxh2+ 、Kxh2 Ng4+ など考えられます。


16.h3


白に対しチェックしづらくなった感じがしますが・・・


16...Ne4


...Ng3+ 、fxg3 hxg3 となると ...Rxh3 のサクリファイスで2度目のチェックがかかります。

17.c4 Ng3+ 18.fxg3 hxg3 19.Kg1 下図



19...Rxh3 20.gxh3 g2 21.Qxg2 Bh2+ などを考えていました。実際そうなり


22.Kh1


あと1回チェックできれば黒の勝ちなので、22...Bg1 で ...Qh2+ のための場所を空けます。


22...Bg1


22...Bg1 と指した後、23.Be5 とされるとまずいか? と思いましたが


23.Be5 Qxe5!


...Qh2+ となれば3回目のチェックで黒がかつため、白は黒 クイーンを取るしかありません。
しかし、24.Nxe5 Bxg2+ で黒が勝ちました。

サクリファイスが上手く決まった時は爽快です^^


Three-check Chess


lichess のサイトで知らないうちにもう1つ変則チェスができてました。

Three-Check Chess
3回チェックを受けると負けてしまうというものです。ビショップなどで1回チェックを受けると、その後 続けてチェックされてしまうことが多いので、気をつけないとあっという間に3回チェックされます。

Three-Check Chess - Wikipedia

早速やってみたところすぐ負けました^^;

1.e4 Nc6 2.Nf3 e6 3.d4 Bb4+


tideatlantic vs. hitsujyun 1-0

早速1回目のチェックを受け


4.c3 Bxc3+!


駒損などかまわず2回目のチェック。あと1回チェックを受けたら白は負けます。


13...Qh4


白は次手で ...Qxh2+ か ...Qxf2+ とされて負けです ( 3回目のチェック )。

ルールが分かりやすく、気軽に楽しめそうです。King of the Hill もそうですが、考えているうちに
通常のチェスと同じ思考法になると、それが負けにつながることがあります。

Chess960 は戦略的なことを考えることが、通常のチェスにも役立ちますが、King of the Hill と Three-check Chess は変則チェスを楽しむ要素が強いかも知れません。


King of the Hill


lichess のサイトで新しい変則チェスができるようになりました。
その名も King of the Hill

始めて知りましたが、ルールは1つを除いて通常のチェスと同じようです。その1つとは、キングが d4 、d5 、e4 、e5 センター4マスのいずれかに行ければ勝ちというもの。普通に相手キングをチェックメイトするか、キングをセンター4マスに到達させるか、タクティクスだけでなく、独自の戦略がありそうです。

早速試しにやってみました。

1.e4 d5 2.exd5 Qxd5 3.Nc3


vinclwd vs. hitsujyun 0-1

1.e4 d5 の Scandinavian Defence で特に変わりありませんが・・・


3...Kd7


通常のチェスではあり得ない手ですが、早速キングをおどり出してみます^^

4.Qg4+ Qe6+ 5.Qe4 Qxe4+ 6.Nxe4 Ke6 下図



白は 7...Kd5 と 7...Ke5 のどちらかは防げず 7.Nf3 Kd5 で黒勝ちとなりました。
KotH の初戦として、良い参考ゲームになりました。

続いて2戦目


1.d4 d5 2.Nf3


hitsujyun vs. vinclwd 0-1

通常のチェスと同じように指すことも考えられますが、キングをいかにセンターにもって行くかを
考え、相手キングがセンター4マスに到達することを防がねばなりません。

上図のようにセンターに自分側のポーンがあると、そのマスにキングを運ぶことはできません。
また、 e4 のように相手にセンターのマスを支配されていると、キングをそのマスに運べません。

8.0-0


キャスリングするとキングがセンターから遠ざかるので、KotH では不利になる可能性もありそうです。


15...e4


今度は相手 ( 黒 ) がセンターのマスに到達しそうです。


21....Rad8


22.Rxd8 とすれば 22...Rxd8?? 23.Kxe4 または 22...Nxd8?? 23.Kd4 なので、黒は Rd8 を取れませんが、私は 23.Rxd4?? としてしまいました。


23.Rxd4 Kf5


これで黒優勢となってしまいました。


24.g4+ Kxg4


25.Re5 とするのが良さそうですが、私は 25.Rd1?? としました。


25.Rd1?? Rxd1


あと少し続きましたが勝負ありの局面です。
KotH ではセンターを支配することと、センターを支配している相手の駒を除去することが大事そうです。セクリファイス好きな人に向いてそうですが、失敗すれば駒損が負けにつながるので注意は必要です。

KotH に興味を持たれた方は是非やってみてください。
Chess960 同様に、変則チェスは素直に楽しめるだけでなく、柔軟な思考力を養うでしょう。